TW2:シルバーレインのキャラに関するページ。ピンとこなかった人は今すぐ戻った方が良いかと…
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雨が降る。
極光の中、銀色の雨が。
極光の中、銀色の雨が。
「…アニキ!」
薫が言うまでも無く、アニキは空を見上げていた。まるで、銀の雨に心を奪われたかのように。
―刹那、襲来したゴーストを確認するが早いか、薫もアニキも白銀の刃を構える。
「…準備は良い?」
いつでも、と言わんばかりに前に進み出るアニキ。背中を合わせるように、薫が向きを変える。
「…皆を守る。皆で…帰る!」
「…何じゃこりゃ」
溢れるゴーストの群れ。何百、いや何千といるそれを見た鋼誠は、ただ震えていた。
それは怒りか。或いは、昂奮か。
「………上等くれてんじゃねえぞ馬鹿どもが!」
咆哮。そして、鬼面を被り直し、二刃を構える。
「人間を、来訪者を―生者を、馬鹿にしやがって。…全部まとめて、ふっ飛ばす!」
「…嘘」
騒ぐ声。先に倒れ、眠りについていた姫香は目覚め、我が目を疑う。
そして、痛みの走る己が身を呪う。
「…こんな時に!こんな時に、お役に立てないなんて!」
滲む涙を、姫香は乱暴に拭う。後悔や恐怖まで、一緒に拭い去るように。
「―否。私にも、まだできる事はある筈…皆で、帰る為に!」
「……」
曜子は、ただ空を見上げていた。金色の瞳が、銀色の雨を映す。
―コレが、私の人生を、狂わせたのかな―
「―後悔はしてないわ。この狐の力、最初は憎らしい程だった。でも―」
機銃を仕込んだ、オリジナルの月琴。腕に感じる重みを確かめるように、抱え直す。
「―皆に出会えた。皆を守れる。皆と戦える。―全部、この力のおかげだもの」
・・・
成程。そうきましたか。
蛍月の状態は、多分今鋼誠君が一番近いです。
必ず。必ず、皆で、日本へ。
薫が言うまでも無く、アニキは空を見上げていた。まるで、銀の雨に心を奪われたかのように。
―刹那、襲来したゴーストを確認するが早いか、薫もアニキも白銀の刃を構える。
「…準備は良い?」
いつでも、と言わんばかりに前に進み出るアニキ。背中を合わせるように、薫が向きを変える。
「…皆を守る。皆で…帰る!」
「…何じゃこりゃ」
溢れるゴーストの群れ。何百、いや何千といるそれを見た鋼誠は、ただ震えていた。
それは怒りか。或いは、昂奮か。
「………上等くれてんじゃねえぞ馬鹿どもが!」
咆哮。そして、鬼面を被り直し、二刃を構える。
「人間を、来訪者を―生者を、馬鹿にしやがって。…全部まとめて、ふっ飛ばす!」
「…嘘」
騒ぐ声。先に倒れ、眠りについていた姫香は目覚め、我が目を疑う。
そして、痛みの走る己が身を呪う。
「…こんな時に!こんな時に、お役に立てないなんて!」
滲む涙を、姫香は乱暴に拭う。後悔や恐怖まで、一緒に拭い去るように。
「―否。私にも、まだできる事はある筈…皆で、帰る為に!」
「……」
曜子は、ただ空を見上げていた。金色の瞳が、銀色の雨を映す。
―コレが、私の人生を、狂わせたのかな―
「―後悔はしてないわ。この狐の力、最初は憎らしい程だった。でも―」
機銃を仕込んだ、オリジナルの月琴。腕に感じる重みを確かめるように、抱え直す。
「―皆に出会えた。皆を守れる。皆と戦える。―全部、この力のおかげだもの」
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成程。そうきましたか。
蛍月の状態は、多分今鋼誠君が一番近いです。
必ず。必ず、皆で、日本へ。
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ここの管理人
HN:
蛍月
性別:
男性
自己紹介:
このブログを管理する者であり、柚之葉・薫(b68352)と鬼頭・鋼誠(b70561)と眞我妻・姫香(b76235)と玉城・曜子(b76893)の背後に当たる人。大体男2人に滅多打ちにされてる。
※このブログで使用されるキャラクターイラストは、株式会社トミーウォーカーのPBW『TW2:シルバーレイン』用のイラストとして、管理人『蛍月』が作成を依頼したものです。
イラストの使用権は管理人『蛍月』に、著作権は各イラストマスター様に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。
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